神様に逢えた


12:50になる頃、
外の掃除を始めた。

帰るときには、きっともう、
眠気は収まっているだろう。


きみが通り過ぎたとき、
香った匂いが恋しくて、
外の空気に紛れぬ様に何度も上書き保存した。


どれだけ好きでも嘘になるなら、明日は黙って帰ってみるよ。


きみを連れ出す計画を、
とうとう本気で練るからさ。

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